4桁7セグメントLED表示器を駆動する。
今回は、前回の発展型として、4桁の青色発光7セグメント表示器を駆動します。
下は、使用する4桁の青色発光7セグメント表示器の規格です。
使用する4桁の青色発光7セグメント表示器は、内部でダイナミック点灯方式用に結線されており、配線の手間が少し省けます。
4桁の青色発光7セグメント表示器を駆動する回路は、下のようになります。
これを、制御するプログラムを組むと下のようになります。
前回と7セグメント表示器のピンアサインが違いますので、配列の表示用データを変更しています(21行)。
表示桁数が4桁になりましたので、PORTAとPORTBの制御が4つになっており(41~52行)、1桁の点灯時間が1.7mS(1700μS)と短くなりましたが、1桁の消灯時間は、1.7mS✖3=5.1mSで、5mS以内に再点灯するという条件は0.1mS程長くなりましたが、この程度なら問題ありません。
数字の表示時間は、(1.7mS✖4)✖150回=1020mS=1.02Sで、約1秒間隔表示になっており、前回とほぼ同じです。
今回も、ブレッドボードに回路を組んで動作を確認しました。
今回は、ここまで、7セグメント表示器を表示させる目的は達成しました。
次回からは、キャラクター表示型液晶ディスプレイに文字を表示させる事を目標にします。