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7セグメントLEDを使う回路。

今回は、7セグメントLEDを使う回路を決めます。

いきなりですが、下の回路に決定致しました。

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前回書いたように、7セグメントLED表示器の接続は、吐き出し型になっておりますので、プログラムは、アクティブハイ(Hを出力すると点灯)で組みます。

さて、PICの最大定格を満足しているか検討します。

まず、7セグメントLED表示器の1つのセグメントに流す電流を決めなければならないので、実験しました。

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7セグメントLED表示器の1つのセグメントを点灯させます。

7mA程流してみました、輝度は十分です、その時のセグメントにかかる電圧は1.8vでした、PICの出力ピンのHI(1)の時の電圧は、5vですから、その差3.2vを抵抗をいれて落とさねばなりません。

(この抵抗を電流制限抵抗と言います)

抵抗に流す電流は、セグメントに流す電流ですから、3.2÷0.007=457.・・・Ωとなり、市販されている抵抗で近いものを選ぶと470Ωです。

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そこで、7セグメントLED表示器の1つのセグメントを電流制限抵抗を入れて点灯させます、ほぼ、計算通りになりました、5vの時7mA流れてます、輝度もよいですから、電流制限抵抗は470Ωとしました、抵抗の消費電力は、抵抗値に流す電流の二乗ですから、470×0.007×0.007=0.023Wです、抵抗のW数は、1/4型または、1/8型とします。

ここで、PICの最大定格を満足しているか検討します。

1つの出力ピンから、流しだせる電流は、25mAまでOKですから、ここでは、7mAとしましたので、十分許容範囲内です。

Vddから流し込める電流は、250mAまでOKですから、ここでは、7mA✖8=56mAとPIC自体が必要とする電流1mA程と合わせて57mAとなりますので、十分許容範囲内です。

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ブレッドボードに、実験回路を組みました。

 

今回は、ここまで、次回から、プログラムを組みます。